Wordを使っていたら文字が消える、上書きモードになっている…とよく問い合わせが来る。今日も1件…。これは文字を消すDeleteキーが上書きモードに切り替えるInsertキーの近くにあったり、DeleteキーとInsertキーが1つのキーに刻印されていたりするので、ちょっとした誤操作で上書きモードに変わってしまうのだ。
下記のキーボードではDeleteキーとInsertキーが同じキーボードに刻印されている。普通にDeleteキーのみ押してもらえれば文字が消えるのだが、間違ってFnキーと一緒に押してしまうと青文字のInsertキーの方が働き上書きモードになってしまう。ノートパソコンでよくあるのだが、キーボードが小さい為、1つのキーに2つの文字が刻印されていることが多い。青文字のキーの操作を行いたい時は青文字のFnキーと一緒に押せば(もしくはFnキーを先に押すと)青文字の方が働く。
Wordの使用中の時Insertキーを押すと上書きモードになり、文字を挿入しようと入力しても後ろも文字がドンドン消えて行ってしまう上書きモードになってしまうのだ。
Insertキーを押すと挿入モードに戻ると説明してもInsertキーが分からない時はマウスでも変更出来る。上書きモードと画面左下あたりに表示されているのでそちらの文字の上をクリックすると…。
挿入モードに戻る。ちなみに挿入モードの上をクリックすると、また上書きモードになる。つまりトグルボタンになっているのだ。
この挿入モード、上書きモードなど表示されていない場合は何も表示されていないところで右クリックすると表示できる。
上書きモードのところをクリックしチェックが入れば、挿入モード(上書きモード)が表示される。