朝の高畑勲監督の訃報のニュースが流れた…。
私は昔からジブリ作品が好きで宮崎駿監督の作品と共に高畑勲監督の作品も多く見てきた。
特に「おもひでぽろぽろ」の映画は好き。😊 他の映画と違って、普通の日常の中、過去の自分を思い出すと言ったどこでもありそうなお話し。しかしそれが私としては新鮮に感じた。思い出す時代が私の小さかった頃より少し前の時代になるが、懐かしい、そうだったよねと、ほのぼのと見ていた。
当時、声優に俳優を起用するというのも新しかったように思う。今アニメ映画に俳優を使うことは多々あるが当時はあまりなかったので、声優さんじゃないんだ…と声にも注目して見た記憶がある。
主人の岡島タエ子には今井美樹さん、トシオ役に柳葉敏郎さんが起用され、柳葉敏郎さんの東北弁がとても上手で自然な感じで映画を見ることが出来た。元々秋田県出身の方だったからだろう。
絵の描き方もきちんとほうれい線を描いたりと新しい感じがした。一緒に映画を見た友人は、あのほうれい線、嫌!と言っていたが、私はリアルで良いんじゃないと思った。
おもひでぽろぽろも田舎の風景などとても綺麗だったが、「かぐや姫の物語」の絵のタッチが水彩画っぽく好きだ。
「ホーホケキョ となりの山田くん」も同じような水彩画っぽい絵だった。当時、この水彩画っぽいアニメーションは難しいんだよね…と言われていたように記憶している。
高畑勲監督の訃報のニュースにフランス大使館の方もツイートされている。それだけ偉大なアニメーション監督だったのだな…。ご冥福をお祈りします。
シネマテーク・フランセーズが高畑勲監督の弔報を伝えています。「高畑勲監督が亡くなりました。そして私たちは寂しく残されてしまいました」 https://t.co/4xm77mXHA2
— フランス大使館 (@ambafrancejp_jp) 2018年4月5日
Isao Takahata vient de disparaître.
Et nous voilà bien seuls. pic.twitter.com/sbghw40w7Y— La Cinémathèque (@cinemathequefr) 2018年4月5日